お歳暮とは
お歳暮は、お世話になった方への感謝の気持ちを形で表すものです。
「一年間のお礼をする」という意味があり、半年間お世話になったことへのお礼であるお中元より重みがあるものです。
お中元を贈る方へは、お歳暮も贈りましょう。
お歳暮を贈る時期
現代では、12月のはじめから25日ごろまでに贈るのが一般的とされています。
時期を逃してしまった場合、年内であれば「お歳暮」として贈りましょう。
年を越してしまった場合は、1月7日までに「お年賀」として持参しましょう。
お歳暮のえらび方
相手の方の好みであることはもちろん、家族構成や健康状態なども考えて選びましょう。
最近は少人数のご家庭が増えていますので、「量より質」の傾向もあります。
贈り物の金額は3,000円〜5,000円が一般的で、特に親しい方へは8,000〜10,000円、取引先へ挨拶周りをする場合は1,000円〜1,500円が相場と言われています。お付き合いの程度に応じて決めると良いでしょう。
品物は、相手の方の事を思い、自分が納得のいくものを贈るのが一番。また、先方が心待ちにしてくれているものを、毎年贈るというのも印象に残りますね。
喪中の場合は?
お歳暮は感謝を表す贈り物で、お祝いではないのですが、気にする方も多いので、四十九日が過ぎてから贈る、派手めの包装紙、紅白のしは避けるなど、タイミングや包装に配慮した方が無難です。
感謝の気持ちを手紙でも
お歳暮を贈る際は、品物だけでなく感謝の気持ちを伝えるお手紙を添えましょう。
品物が到着する前に届くように送るか、メッセージを品物に同封して贈ります。
お歳暮を頂いたら、できるだけ早くお礼状を。感謝の気持ちを伝え合う事が大切です。